Step1. お問い合わせ(4月上旬)
歯科の先生から30〜45cm程度の海水水槽を検討中とお問い合わせをいただきました。
Step2. 現地下見・設置場所の決定
翌日、病院のお昼休みにお伺いして現地を拝見させていただきました。
相談の末、受付カウンターの上に設置することが決まりました。
さらにご要望として「上部カバーの素材を設置場所の壁やカウンターの質感に合わせてあたかも備え付けの水槽であるかのように見せたい」とのことでした。
※お客様のご要望はもちろん、現実的な問題(濾過機能や生体)を配慮して、実際に設置する水槽やカバーのイメージを決定する大事な段階です。
今回は通常キャビネットの下に設置するフィルターですがスペース的に設置が厳しいことを考慮し、「背面濾過式水槽(水槽の中に濾過槽を持たせる方式)」を採用することにしました。
Step3. ご要望の実現・設計(4月上旬)
先生のご要望を実現するために、上部カバーも受付カウンターに使用されている素材と同じものをお探しし、設計にも細心の注意を払い1mm単位での調整を行いました。
難易度の高い要望にも応えてくれるお付き合いのあるベテラン職人に依頼し、完成を待ちます。
Step4. 設置・立ち上げ(4月下旬)
設置時間がごく限られており、水槽サイズも小さかったため、前もって会社で水槽を立ち上げ、そのまま移動することにしました。
【Finish!】 設置完了
水槽の仮置きも問題なく、無事終了です。
今後、お魚のご要望をお聞きしつつ、メンテナンスに伺った際に水質や魚の状態をチェックしながら理想の水槽に近づけていくことになります。