こんにちは!スタッフの佐久間です!
前回の自分のブログでライブロックに潜む生き物をご紹介したのですが、その時に載せきれなかった子たちを今回はご紹介したいと思います!
まずはこの子、ケヤリムシです。ゴカイの仲間ですが、巣を作ってあまり動かずに生活します。花のように見えるのはエラのようなもので、ここで細かいエサを濾し取って食べています。なかにはインドケヤリやカンザシゴカイなど綺麗で派手な種類もいて、マニアも多い生き物です。
次はコチラ‼️
岩の隙間から伸びる触手のようなものがクモヒトデです。夜行性なのであまり表には出て来ませんが、エサの匂いを嗅ぎつけて腕だけ出している食い意地の張っている生き物です。ヒトデと名は付きますが厳密にはヒトデの仲間ではなく、クモヒトデという括りの生き物です(非常にややこしい)。この子たちは魚たちが食べきれなかったエサを食べてくれるので、地味に水槽の環境を保ってくれています。
今回最後はコチラ‼️
板が連なっているような姿の、真ん中に引っ付いている生き物がヒザラガイです。一言で説明しづらい見た目と生態をしているので細かい所は省きますが、この子もややこしい事に貝と名付けられていますが貝の仲間ではない生き物で、岩の上のコケなどを硬い歯で削るように食べて過ごしています。写真の子とは別種なのですが、水槽によく発生するヒザラガイはアクリル水槽の表面をキズだらけにしてしまう厄介者なので私たちも手を焼いています……。しかし歯に磁鉄鉱が含まれていたり、帰巣本能があったりとかなり魅力的な生き物なのでWikipediaを一読するのがオススメです。
以上が今回紹介した生き物です。こういった話をするのが好きなのでどうしてもテキストばかりになってしまうのはご愛嬌ということでひとつ……。
締めの言葉も結局前回と同じようになってしまうので割愛させていただきますが、これを読んだ方も今一度、名前も知らないような生き物に目を向けてみるといいかも知れません。
それでは、また。